曇り空でもピカリと光る
 本部校の横山です。
 本部校の横山です。
あれは24歳の冬、・・・もう22年前の話です。
その年の12月に初マラソンを走ろうと決心しました 。
。
社会人でも、いつまでも続けることが出来る
   スポーツをしたかったのが理由です。
トレーニングは順調、なのに大会3日前から風邪ひき 。
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熱は38.7度。
39度近くあると寒気がして、足元が少しふらつきます。
絶対に走ってやる!ここで止めたら、今までやってきたことが無駄になる。
当然のようにハワイ行きの飛行機に搭乗。
初マラソンがホノルルマラソンというのは贅沢なことです。
この大会は天候が良く、制限時間がないこともあり、選びました。
機内で8時間、そして到着。
常夏の国なのに、雨、雨、雨。
寒くはないけど、・・・
体調もよくないし、・・・
まぁ、完走できたらいいかぁ~ 。
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そのときの目標は3時間30分以内!
が、当日も雨・・・。それも・・・、
雨、風というよりも、もう嵐の段階。
何で? この日に限って?
何で? 強風?
何で? 横殴りの雨なん?
この年の参加者 1万人 そのうち8割が日本人。
早朝6時、大砲の号砲とともに レースがスタート!
15kmまで素晴らしく快調、走ってるうちに風邪治ったんかな?
3時間25分でも 余裕やん!
マラソンは30kmからが 本当のレース。
そのことをこの体で体験することになるとは・・・。
寒さとオーバーペースのため、両足が痙攣。それも合計8回・・・。
スピードダウンで周りを見る余裕ができる。
みんな走ってる ただ走ってる 走る理由は?
そんなものなかった
ただ、走ることが こんなにも大きく こんなにも深いものだと
それに気づくまでには あまり時間はかからなかった。
ゴールの瞬間、全てのことが許せる自分がそこに立っていた 。
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写真は、ホノルルマラソンの完走Tシャツです。
記録4時間36分でした。
なぜ走ったかって? もちろん楽しいから !
!
苦しいことは 気分次第、
痛みや辛さも 生きてる証。
「弟子の準備ができたとき、師は現れる。」
では、また来週金曜日に・・・。
 
				