ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪
長く続いた暑さも続けてやってきた台風に飛ばされてすっかり秋の空気になりましたね。
きれいな青空を眺め、心地良い風を受けているとBBQがしたくて仕方がないです。
秋真っ只中の昨日もまさにそんな日でした。
どこかへ出かけるのも素敵だなぁと思いつつ、一日中「読書の秋」を満喫。
おかげで積ん読状態の本を2冊減らすことができました。
うち1冊は久々の歴史小説。
戦国時代、ほぼ天下を手中に収めた豊臣秀吉がついに落とせなかった城「忍城」が舞台です。
石田三成率いる豊臣軍20000人に対して、忍城側は何と500人。
40倍の勢力を相手にするわけです。
忍城側の総大将はどれだけ優秀なんだろうか、と思いますよね。
一騎当千の武力の持ち主か。
はたまた秘策のような軍略を考え出せる智力を備えているのか。
この本の主人公であるこの総大将・成田長親にはそのどちらもない。
それどころか、領地の農民たちにすら「でくのぼう」と呼ばれるような人物です。
では彼にはいったい何があったのか。
それは何故だか人を惹きつけてしまう魅力、つまり「人気」。
この「人気」ゆえに周囲の人々はこの「でくのぼう」を放っておけずに助けてくれるのです。
僕たちも周りを見渡せば様々な特技や能力を持った人がいます。
自分にもそんな力があったらなぁと思うことも少なからずありますよね。
もちろん、鍛錬して身につけることができるものは手にいれれば良いでしょう。
ですがそれができないものもあります。
そんなときには助けてもらえばいいんですよね。
いっぱいいっぱい力を貸してもらえばいいんです。
どれだけスゴい人でも、一人で出来ることには限りがあるんですから。
ただ、助けてもらうためには必要不可欠なものがあります。
もう分かってますよね。
そう
人から好かれること
ですね。
『のぼうの城』(和田竜)
とっても面白かったです。
来年には映画化もされるみたいですね。
おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!
航海術も持ってねぇし!!!
料理も作れねェし!!
ウソもつけねェ!!
おれは助けてもらわねェと、
生きていけねェ自信がある!!!
(モンキー・D・ルフィ:ONE PIECE)