ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
さてさて、また前回の続き。
四国一周珍道中の第三段です♪
7泊8日の四国1周の旅。
喜びも悲しみも出会いも、後にはすべて「経験」と呼べる出来事がたくさんでした。
徳島から高知への間。
この旅の中では1日あたり最も長い距離を走った。
寝床となるユースホステルに泊まるためには走るしかなかった。
その距離、約150km。
道中一番疲れた道のりだった。
その夜、中1の少年2人は初めて子どもだけで居酒屋へ入った。
どうしても「カツオのたたき」が食べたかったから。
最高に美味しかった。
高知から旅立つ日の朝。
桂浜の公衆電話から家に電話をした。
いつも通り受話器から聞こえてきたのは母親の声。
ほどなく涙があふれた。
「もう家に帰りたい。」
思わず口に出た言葉。
丁度旅の半分を終えたところ。
一番キツイときだった。
何気なく家で過ごす日々をほんとうに有り難く感じた。
高知から愛媛への道中。
突然おばあちゃんが声をかけてきた。
「あんたたち、昨日テレビでみたわよ。すごいねぇ。」
僕たちは取材されていない。
誰かと間違っているのは明らかだった。
「これ持っていきや。」
僕たちが否定する隙を与えず、おばあちゃんは手を差し出した。
大きなスイカを1玉とともに。
とりあえず受け取った。
スイカをいただいた後、
僕たちは途方に暮れた。
スイカを食べる手段がない。
道中見つけた喫茶店に入った。
「このスイカ切っていただけませんか?」
事情を説明してお願いした。
親切にも切り分けて、お皿に乗せて出してくれた。
何も注文していないのに。
お礼代わりにスイカを半分渡して喫茶店をあとにした。
愛媛から香川へ。
道中、持っていた水が底をついた。
資金も残り少ない。
また、喫茶店に入ってこう言った。
「お水だけ頂けませんか。」
さわやかな笑顔でお水を出してくれた。
四国の人々は優しかった。
少し度胸が身に付いた。
香川から大阪へ。
「帰りは大阪行きの船に乗ろう。」
行きの教訓を生かしそう誓い合った。
が、神戸行きの船しか出てなかった。
仕方がなく神戸へ。
また5時間近くかけて大阪まで帰ってきた。
全行程約800km。
7泊8日の旅。
たくさんの「経験」を手に入れた旅だった。
どんなに長い旅も「最初の1歩」を踏み出す勇気から始まる。
本日も僕のヒトリゴトにお付き合いください♪
さてさて、また前回の続き。
四国一周珍道中の第三段です♪
7泊8日の四国1周の旅。
喜びも悲しみも出会いも、後にはすべて「経験」と呼べる出来事がたくさんでした。
徳島から高知への間。
この旅の中では1日あたり最も長い距離を走った。
寝床となるユースホステルに泊まるためには走るしかなかった。
その距離、約150km。
道中一番疲れた道のりだった。
その夜、中1の少年2人は初めて子どもだけで居酒屋へ入った。
どうしても「カツオのたたき」が食べたかったから。
最高に美味しかった。
高知から旅立つ日の朝。
桂浜の公衆電話から家に電話をした。
いつも通り受話器から聞こえてきたのは母親の声。
ほどなく涙があふれた。
「もう家に帰りたい。」
思わず口に出た言葉。
丁度旅の半分を終えたところ。
一番キツイときだった。
何気なく家で過ごす日々をほんとうに有り難く感じた。
高知から愛媛への道中。
突然おばあちゃんが声をかけてきた。
「あんたたち、昨日テレビでみたわよ。すごいねぇ。」
僕たちは取材されていない。
誰かと間違っているのは明らかだった。
「これ持っていきや。」
僕たちが否定する隙を与えず、おばあちゃんは手を差し出した。
大きなスイカを1玉とともに。
とりあえず受け取った。
スイカをいただいた後、
僕たちは途方に暮れた。
スイカを食べる手段がない。
道中見つけた喫茶店に入った。
「このスイカ切っていただけませんか?」
事情を説明してお願いした。
親切にも切り分けて、お皿に乗せて出してくれた。
何も注文していないのに。
お礼代わりにスイカを半分渡して喫茶店をあとにした。
愛媛から香川へ。
道中、持っていた水が底をついた。
資金も残り少ない。
また、喫茶店に入ってこう言った。
「お水だけ頂けませんか。」
さわやかな笑顔でお水を出してくれた。
四国の人々は優しかった。
少し度胸が身に付いた。
香川から大阪へ。
「帰りは大阪行きの船に乗ろう。」
行きの教訓を生かしそう誓い合った。
が、神戸行きの船しか出てなかった。
仕方がなく神戸へ。
また5時間近くかけて大阪まで帰ってきた。
全行程約800km。
7泊8日の旅。
たくさんの「経験」を手に入れた旅だった。
どんなに長い旅も「最初の1歩」を踏み出す勇気から始まる。
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