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2024/12/29 03:27 |
むこう向きのおっとせい その32

●兎の眼

 
 
久方ぶりに灰谷健次郎の「兎の眼」を読み返した。
 
プチリニューアルした八戸ノ里教室の本棚に、子どもたちに読んでもらうのに、
どんな本を置こうかと話したことがきっかけである。
 
兎の眼のあらすじ
 
 
ゴミ焼却場のある町の小学校を舞台に、大学を卒業したばかりの若い女性教師が
直面する出来事や出逢いを通して、こどもたちと共に成長する姿を描いた作品である。
 
 
非常に魅力的な先生や子どもたちがたくさん登場する。
 
 
今回深く感動したのは、登場する小谷先生や足立先生の凄まじいまでの行動力である。
 
 
相手のことを真摯に受け止め、相手のことを心から思いやる事。
 
「弱いもの、力のないものを疎外したら、疎外したものが人間としてだめになる」
 
というメッセージが込められていると改めて思い、考えること、教えられることが多かった。
 

 
「人間が美しくあるためには抵抗の精神を忘れてはならない。」という言葉とともに
 
もっと真剣にやらんかい!と活を入れられた気がした。
 
まだ読んでいない人は、ぜひ一度読んでみて下さい。
 
 
ではまた。
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2010/06/07 11:59 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ

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