●むこう向きのおっとせい その77
23日から24日にかけて、実験学校特別会があった。
今回のテーマは「渦の研究」
まずは大きな渦である「鳴門の渦潮」観察からスタート。
残念ながらタイミングが悪かったようで、
渦を見ることは出来なかったが
渦上45メートルのガラス床から見下ろす景色は迫力があった。
ガラスにのると空に浮かんだ気分だった。
島に到着後、実験開始。
1時限目は「台風の渦を作ろう」
台風のでき方の説明を受けた後、工作開始。
ドライアイスの白煙が見事に渦を巻いているところが観察出来た。
2時限目は「風の流れを観察しよう」
線香の煙で風の流れを観察。
風船が安定して浮かんでいる様子に子どもたちも大喜びだった。
その後天体観測。
あいにくの曇り空だったが、雲の切れ目から
北斗七星、しし座が雄大な姿を見せる。
「こと座流星群」の極大日に運よく当たっていたので、流れ星観察。
待つ事しばし。きれいな流れ星が飛んだ。
待つ事しばし。きれいな流れ星が飛んだ。
翌朝、6時半に起床。
フィッシングに行く。
釣果は今一つであったが、穏やかな楽しい時間が流れた。
3時限目の実験は「カルマン渦を作ろう」
一様な流れの中に物体を置いたときに下流側にできる渦列のことをカルマン渦という。
木星の大赤斑もカルマン渦。
その渦を目で確かめようとマーブリングに挑戦。
見事な模様が出来上がった。
最後は「ベナール対流を作ってみよう」
空気の対流によって出来る渦で、うろこ雲もベナール対流でできる。
その様子を目で見る実験。
熱せられたアルミ粉が見事な模様(細胞)を形成した。
高度な実験が多かったが、子どもたちは好奇心いっぱいに実験に取り組んだ。
この姿勢が大事なんだと思う。
授業終了後子どもたちだけで面白い事にチャレンジしていた。
ちょっと長くなったので、その事は次のブログで書くとしよう。
次回は「にわとりの解剖」を初めとして、学年毎にたくさんの実験をし、
自然体験としては「潮干狩り」をする。
子どもたちの活気あふれる笑顔に触れる事が出来ると思うと
今からわくわくしてくる。
年をとらない職業だと、つくづく思う。
PR
トラックバック
トラックバックURL: