●むこう向きのおっとせい その37
今回実験学校の開講式の前に、
一人の子どもがガラスにぶつかりけがをした。
幸い大事には至らなかったのでよかったけれど、本当に驚いた。
子どもは、こちらが思いもしない行動をとることがあるという事を改めて思った。
長年合宿を実施しているが、やはりその中で思わぬ事は起こる。
昨年は、オリエンテーリング(約20キロメートルの道のりを,出発点から
ゴールの「星くずの村」を目指して帰ってくるという行事である)
の最中に猛烈な雨風に見舞われた。
天候の激変は時に起こる。
メインの行事だし、子どもたちも楽しみにしていたものなので、
途中で中止するのはためらったが、事故があってはならないので中止を決定した。
事が起こった時にどのように判断し行動するのか、
また事前にどのような事態が起こりうるのかを予測するということが、
自分たちに課せられた大きなテーマであろう。
まもなく夏休み。
子どもたちにとって、とびきりのいい思い出のできる夏休みにするために、
細心の注意を払っていかなくてはと思う。
PR
トラックバック
トラックバックURL: