●むこう向きのおっとせい その71
砂嵐の煙のようなしぶきをあげて陸に突進する津波。
車や家やタンカーがまるでおもちゃのように波に翻弄される。
容赦と言うものが一切ない。
理不尽に人を、町を飲みこんでいく。
テレビで流れるニュースは、まるでSF映画のシーンのようだが、
厳然たる事実である事がただ恐ろしく、言葉をなくす。
卒業生や保護者の方から、こんな事に協力下さいという、
人々に協力を求める主旨のメールをいくつか頂いた。
人々に協力を求める主旨のメールをいくつか頂いた。
おかしなチェーンメールもあったのだが、
それぞれに心を痛めていて、
何かしなければならないという気持ちがひしひしと伝わってくる。
こういうことやネットでの意見を見ていると、
人のために自分の出来る事をしようという新たな善意、
人と人とのつながりなどの可能性を感じる。
犠牲は余りにも大きいが、何か忘れていたものを取り戻すチャンスかもしれない。
これから何をするべきなのか。
何が出来るのか。
事実をしっかり把握し、自分なりに出来る事をやっていこうと思う。
一人でも多くの人が助かりますように。
ではまた。
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