森山’s Honey Bucket 59
元来が小心者である自分は、
あることでひとたび悩み始めると、
思考の一つ一つが負の連鎖を辿ってしまい、
心がどんどん暗いほうへはまり込んでいくことがある。 ものごとにはいろんな方向からの見方があるはずだし、
困難を解決へと導く手立てもきっとあろうはずなのに、
落ち込むとそれがまったく見えて来なくなる。
考え方にバリエーションがなくなり、
「解決の糸口さえない…」
と思い込んでしまうのだ。
ところが、そんなとき、
自分の心をフッと楽にしてくれる方法があることに、最近になって気づいた。
気持ちが明るくなり、前向きになる方法だ。
今さら気づくというのもおかしな話だけれど
その方法とは、僕の場合…
「やりがいのある仕事をひたすら忙しくこなすこと」
「目の前にいる子どもたちとがっちり向き合うこと」
だった。
格好良いことを言ったところで、むろん僕は仕事の虫ではない。
かつて、忙しすぎることや休みのないことに
やりきれない思いを募らせたことがある。
それを終えた後の「お楽しみ」を頼みに仕事をしていた、
と言わざるを得ないこともあったはずだ。
どう買被っても
「仕事が生き甲斐」と胸を張れる人生ではない。
なのに、
こんな歳になった自分が、
「泣きべそをかきながら母を探す迷い子」
に似た不安に支配されたとき…
しんどい心を楽にしてくれる特効薬が、
自らの「仕事」の中にある、と気づいた。
「仕事」を大切にすることと、「自分」を大切にすることとは、一体のことかもしれない。
「仕事」を大切にすることと、「自分」を大切にすることとは、一体のことかもしれない。
この仕事、ずっと続けて行きたいなあ…
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