森山’s Honey Bucket 90
この夏の実験学校の屋外活動で、子どもたちを「水晶探し」に連れて行く。
小豆島は花崗岩が隆起して出来たと言われる。
大阪城築城の折り、島からたくさんの巨石が運ばれたのは有名な史実だし、
「星くずの村」にも、築城残石なるものが庭石としてそびえている。
花崗岩といえば「石英」(二酸化ケイ素)を多く含む。
「水晶」と「石英」は同じ組成、いわば兄弟だ。
しかし、小豆島が水晶で有名だったとは知らなかった。
またなんと、島の北東部(福田地区)には、
かつて「水晶山」と地元の方が親しみを込めて呼んだ山があると言うではないか…
かつて「水晶山」と地元の方が親しみを込めて呼んだ山があると言うではないか…
そこで、下見を兼ねて「水晶探し」に行って来た。(3回)
下見の感想…
「めっちゃ楽しかった。」
「俄然、必死になることができた!」
結晶の大きさは極小のものばかり…
今まで目にしたり、手にしたり、気に入って購入したりしてきた水晶と比べ、その大きさは呆れるばかりに小さいものばかりだった。
しかし、いかに小さくても、
あの独特の六角柱の形状…
あの透明感とキラリとした輝き…
それらを目の当たりにすると、胸の高鳴りを抑えることはできなかった。
地べたに這いつくばりながら、時が経つのを忘れて、結晶を探した。
ああ…また我人生において幸福な時間を過ごすことが出来た。
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