森山's Honey Bucket 50
集まってくれたのは学園生を中心にその友だちたちと保護者の方々の44名だ。
僕 : 豆腐の原料は?
子 : 大豆 !
僕 : 豆腐が「畑の牛肉」と呼ばれるのはなぜ?
子 : 大豆にはたくさんタンパク質が含まれているから!
僕 : すり鉢とすりこぎで大豆を40分間すりつぶします。
子 : エッ~ そんなに!
僕 : 水を入れてかき混ぜ、布でしぼると豆乳が取れます。
しっかりつぶして、しっかり豆乳をしぼり取るほど、分厚く立派な豆腐がで
きるよ!
子 : はーい!
毎年不思議に感ずることがある。
この行事の参加者の中には、普段学園には通っていないいわば我々とは初対面の子たちが多くいる。
でも実験を進めると、どの子が学園生でどの子が初対面の子なのかが区別できなくなってくる。どの子も元からいたうちの子たちに見えてくるのだ。誰もが頑張り家で可愛い。
お父さんやお母さんたちも子どもたちの輪に入り、共に額に汗しながら実験の応援をしてくださる。
配膳や片付けではスタッフと一緒に精力的に手助けくださる。
配膳や片付けではスタッフと一緒に精力的に手助けくださる。
まさに教室中一体となるのだ。
いくつかの工程を経て、無事できあがった湯気立ち上るお豆腐を、子どもたちは手でちぎり取って頬張る。
ある子はどばっと大きな塊を、ある子は遠慮がちにちょっとだけ…。でも、どの顔も満足気だ。
ある子はどばっと大きな塊を、ある子は遠慮がちにちょっとだけ…。でも、どの顔も満足気だ。
会食では決まって誰が一番たくさん食べるかを競うレースが繰り広げられる。
皆、われ先にお代わりに来る。
普段はあまり口にしないだろう「おから」も大勢がお代わりに並ぶ。
※豆腐は賽の目切りで味噌汁へ。しぼりがらは絶品のおからに。ご飯は5升用意した。
ちなみに今年の記録は…
お味噌汁の部 1位…7杯(お代わり6回)
おからの部 1位…9杯(お代わり8回)
子 : 「満腹や。」 「ウ~ン 苦しい。」 「動けん…」
僕 : 「何にもそんなになるまで食べんでもええのに…」
この会話、豆腐作りの日にかならず交わすお別れの挨拶の一部になった。
※ このブログ中のすべて写真は(溝端先生の一番弟子?)脇本サップ先生撮影によるものです。
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