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2025/04/20 16:07 |
むこう向きのおっとせい その31

●クマムシを見た
 
今まで授業でたくさんの微生物を見てきたが、先日初めてクマムシという微生物を見た。
 
クマムシとは
身の回りのコケなど,どこにでもいる土壌微生物で,
熊のようにずんぐりした体つきから,クマムシの名がつけられた。

乾燥状態になると,体を丸めて樽のような姿になり,
真空や6000気圧(生物が生きられない環境)にも耐え、乾燥にも強い。
150度の高温、-253度という低温にも耐え、
紫外線の照射にも耐えるというとんでもない虫らしい。
 

これは是非とも見ないといけないと思い、


今回実験学校で小豆島に行ったときに観察に挑戦してみた。

 
村の3か所から苔を集めて水に浸し、スポイトで液を吸い取り、顕微鏡で観察した。
4時間ほど観察にチャレンジ。線虫やワムシはたくさんいるのだが、
残念ながらクマムシには出会えなかった。

 
大阪に帰って小5の子どもたちにその話をしたら、探す気満々だったので、観察することにした。
 
教室近くから採集してきた苔を使って観察開始。
今回もだめだろうと思っていたら、観察を始めてからものの数分で、

「先生、おった!」と子どもが叫んだ。

そんな簡単に見つかるもんかと覗いてみたら、紛れもなくクマムシだった。

 
あれだけ探しても見つからなかったのにとぶつぶつ言ってたら、
見学していたお母さんに
「子どもは純粋だから見つかるのでしょうね。」と笑顔で言われた。

 
それにしても愛らしい生き物である。動きがものすごく可愛い。
どうも病みつきになりそうだ。もっと研究してみたくなった。


顕微鏡観察はやはり楽しい。
 
 
(我が教室にはクマムシのごとく、ちょっとやそっとではくたばりそうにない生徒がいっぱいである。
そんな一人が書いたものです
 )

ではまた。


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2010/05/31 02:58 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ

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