●向こうむきのおっとせい 祝40回!
オリエンテーリングは18期生の時に始まった。今から37年前のことである。
(何を話ししても、とてつもない長い年月が過ぎている。)
その当時遠泳という大行事があったが、それ以外は自然観察、海水浴、
登山というのが合宿の主な行事であった。
登山というのが合宿の主な行事であった。
海水浴にいたっては朝、昼と1日に2回泳いでいた。
朝泳いで乾き切らない海パンをはくのは、ちょっと気持ち悪かったのを覚えている。
18期生が中2の時、遠泳以外に何か挑戦させようということになった。
今度は陸上の行事と言うことで、オリエンテーリングが企画された。
出発点までバスで連れて行って、あとは宿舎目指して帰ってくるのである。
途中間違えそうなところでは付き添いのスタッフが指示を出す。
距離は25キロメートル。
真夏に歩くにしてはとてつもない長い距離である。
げんに島の人たちもその距離を言うと「都会の子も元気だねぇ。」と随分驚かれていた。
げんに島の人たちもその距離を言うと「都会の子も元気だねぇ。」と随分驚かれていた。
初めて体験する18期生は結構やんちゃな生徒が多かった。
あるグループがなかなか帰って来ない。
心配して見に行った我々が見たものは、一列になって旗を先頭に歩いてくる彼らの姿だった。
旗はよく見るとパンツだった。歩いている途中であまりに暑いので海で泳いだらしい。
そして濡れたパンツを枝に取りつけ、乾かしながら歩いていたというわけだ。
何とも伸びやかな時代であった。
それ以来37年。
最近は熱中症の事を考慮し、距離は多少短くなったが、今年もオリエンテーリングを実施する。
ボートツーリングもオリエンテーリングも、参加した子どもたちほぼ全員がやりこなせる。
そして出来るとは思っていなかったことが出来た事で、自分に驚く。
そして出来るとは思っていなかったことが出来た事で、自分に驚く。
それが自信につながるのである。
子どもたちは機会を与えれば思わぬ力を発揮する。
今年も子どもたちと、新たな感動を味わいたいと思っている。
(夏はいいねぇ。)
ではまた。
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