●むこう向きのおっとせい その48
昨日、八戸ノ里教室中3生の「テスト対策勉強会」を実施した。
吹く風が爽やかな日曜日、教室にこもっているのがもったいないような天気だったが、
受験を控えた中3生は、そんなことも言っておられずに勉強。
受験を控えた中3生は、そんなことも言っておられずに勉強。
学校での定期テストの回数もあと3回。
公立受験希望者にとっては、内申を上げるチャンスは残り少ない。
何としても点数のアップを図らないと、彼らの希望は叶わない。
ある生徒が「理科はいやだ。出来ない。」とぶつぶつ言いながら勉強している。
「理科がいやだとは聞き捨てならん」と思い、その生徒に接近。
今回のテスト範囲である「細胞と遺伝」のところを勉強している。
しばし様子を見ていると、分からないところは答えを写して、済まそうとしている。
そこで横に座ってなぜその答えになるのか聞いてみる。
やはりうまく答えられない。
やはりうまく答えられない。
出来ない時の子どもの共通点は、覚えるべき基礎事項をちゃんと整理しないで、
問題に取り組んでしまう所にある。
問題に取り組んでしまう所にある。
まずは要点を簡単に説明してやってから、問題を解かすことにする。
初めは、「やっぱり難しい、覚えられない。」と嘆いているが、問題をこなしているうちに、
徐々に答えが合い始めてくる。
そうすると子どもの表情が変わって来る。
徐々に答えが合い始めてくる。
そうすると子どもの表情が変わって来る。
「先生、分かるようになってきた。」という言葉がしばらくして聞けるようになった。
学校から出されたプリント4枚はすべて仕上がった。
その間、もしかしたらこの子の苦手意識を変えられるチャンスかもしれないと思い、
この生徒に出来るだけつくようにした。
その間、もしかしたらこの子の苦手意識を変えられるチャンスかもしれないと思い、
この生徒に出来るだけつくようにした。
プリントを仕上げた後、「せっかくここまで分かったんやから、もうちょっとやる」と
今度は自分からワークに取り組む。
今度は自分からワークに取り組む。
様子をちょくちょく窺うが、すらすらと手が動いている。
時折する質問の声にも、初めと違って明るさがある。
おそらく今日の勉強で、この生徒は少しは自信がついたことだろう。
子どもたちにいろんな場面を通して自信を与えること。
そして子どもたちを変化させること。
それが我々のやるべきことなのだ。
これからも子どもたち相手に悪戦苦闘するだろうが、非常にやりがいのある仕事であると改めて思う。
ではまた。
(存在感のある雲でした)
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