森山’s Honey Bucket 85
桐蔭中学の瞳輝く少年少女が「星くずの村」に来てくれた。
たいへん素敵な時間だった…との学園長のお言葉通り、
しんどくはあったが充実した時を、あの子たちのお陰で過ごすことができた。
今回はそんな素敵さにボーナスが加えられた。
上本町校の卒業生(学園48期生)の二人の女性が付添役に加わってくれたことだ。
平日に開催されるので、普段お手伝いいただいている助手・事務の先生方は、
大学・実習・就活とそれぞれに忙しく付添はしてもらえない。
若江校事務の岩崎那理ちゃん先生のみ、大学の予定を何とかやりくりして、参加してくれることになっていた。しかし、たくさんの子どもたちの実験を円滑にすすめるためには、那理ちゃん以外にもう二人はお手伝いが必要だ…。
手は欲しい…でも、まったく「星くずの村」を知らない外部の方に付添を依頼するのもなあ…。「さて困ったぞ。」とブツブツ言っていたそんな折も折…
49期生の田中淳子さんから
「先生元気?私、ちょっと事故ってマイカーを廃車にしてしまった。けど体は元気!
今度16日の授業終わった頃にダマ※と教室行ってイイ?」とメールが入った。
※ダマとは49期生増田有紀さん・通称ダマスのこと
「事故?大丈夫かいな?残念、その日から桐蔭中学の合宿が始まります~」by僕
「合宿か…エエなあ。また島に行きたいなあ!」by淳子
「合宿ええやろ~。ところで藪から棒やけど16日~18日、合宿の手伝いなんか無理やんね?君、仮にも社会人やもんね(笑)」by僕
「ダマスさんも一緒に?」by淳子
「うん!ダマも就活一段落したんやろ…。 あっはっは~~冗談冗談~~」by僕
「私行きたい!17日と18日はもともと休みもらってた。16日も休ませてもらうようにお願いする!ダマもきっと行くって言うはず!!」by淳子
「えっえっ~」by僕
「ダマに確認してすぐ連絡するね!」by淳子
…ってな次第で、「棚からぼた餅」的に二人の付添が現実のものとなった。
二人とも「星くずの村」をこよなく愛し、ヒゲ先生を心から慕っていた子たちなのだが、この決断の速さには正直驚いた。
卒業生が訪ねてくれて、懐かしい話で盛り上がる。
これはこの仕事をしている者に与えられた大きな喜びでのひとつである…と以前にも書いたことがある。今回の合宿もまさしくそうだった。
子どもたちがホテルへ引き上げていった後の「夕げ」といい、
花火大会のお世話に行く道中に立ち寄った「ホタル観賞」といい、
卒業生と共にいて、たっぷり心豊かなときを味わうことができた。
楽しかった!!
卒業生の存在と、学園の存在、そして天国のひげ先生に感謝します。
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