森山’s Honey Bucket 97
ある人の随筆に、日本のこよみにはアメリカなど西洋のそれに比べ、
季節にまつわる記述が圧倒的に多いとあった。
なるほど、節分・立春・春分・八十八夜・立夏・入梅・半夏生・土用・立秋・二百十日・・・
そして秋分。
2月から9月までのカレンダーにも四季の節目となる日の記載が数多くある。
アメリカでは独立記念日だとか、リンカーンが大統領に就任した日であるとかいった具合に、
人に関わる記述が多いそうだ。
人に関わる記述が多いそうだ。
あまり季節にとんじゃくがない例として、アメリカの教科書には、
冬を感じさせる文章の挿絵にサーフィンを楽しむ人が載せられていたり、
夏の場面に冬の写真が掲載されたり・・・といったことが少なくないと筆者は書いていた。
服装に配される図柄を見ても、
梅雨時期にはアヤメはショウブといった具合で、その季節らしいものが好まれる我が国に対し、
アメリカでは朝用(morning)と夜用(evening)というように、1日の中でのメリハリが意識されるのだとか・・・
もちろんどちらが良い悪いの問題ではないのだが。
農耕が生活の基盤だったからか、
四季がもたらす景観や生活様式の変化に、いつも心を向け続けてきたからか、
この国の人々は四季の移ろいを楽しみにし、大切にする国民性になったようだ。
自分もまさにその一人だ。
この国の人々は四季の移ろいを楽しみにし、大切にする国民性になったようだ。
自分もまさにその一人だ。
秋風が涼しい朝、素敵な空に出会った。
我が家の朝顔(もうそろそろ終わりだが…)の枯葉の上に、ショウリョウバッタの夫婦が仲良く並んでいた。
まもなく、中間テスト対策・個人懇談会・とうふつくり・先輩を囲む会・・・
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