森山’s Honey Bucket 87
父が亡くなってからというもの、母は父との会話の時間が随分増えたようだ。
若い頃から亭主関白で、専制君主的だった父に、近年の母はようやく反撃の狼煙を上げていた。
昔はこんなことを言われたとか、あんなことをされたとか、生前の父は随分恨み節を聞かされていた。
「ああ、怖い怖い…。そんな昔のことをよー覚えてるなあ…」と父も苦笑していた。
まるで、昨日のことのようだ。
まるで、昨日のことのようだ。
ところが、このところ、
「おじいさん、こんなにあっという間に死んでしまうんやったら、意地悪いことなんか言わんといたらよかったね…。」
「思い返せば思い返すほど、おじいさんの良いところばかりが浮かんくるわ…。」
などと、頻繁に父に語りかけている。
共に苦労しながら歩んできたので、信頼しきってきたのだなあ…としみじみ感じる。
そんな母が時おり、
「おじいさんが、『こっちでは一人で寂しいからお前も早う来い。』って近々に私を誘いに来るような気がする。」とか
「私の遺影には、どの写真を選んでもらおうかしら…」とか、
ドキッとするようなことを言う。
母に元気を出してもらえるよう、できるだけ一緒に居て話をしたり、傍らで作業をしたりする日々だ。
今日の作業は、大工仕事だった。古い父母家の雨漏りの修繕だ。
おじいちゃんは、こういう仕事を器用にこなしたなあ…と思いつつ、
天井裏から降り落ちる土埃をかぶりながら、なんとか一歩だけ前進した。
今年は母の大好きな鈴虫が見事に孵化し、たくさんの幼虫が飛び跳ねている。
鈴虫の世話を一緒にしていたら、
「おじいさんに、鈴虫の鳴き声しかっり聴かせてあげよう…」と弾んだ声で言っていた。
家族支えあって元気に行こう!残された5人の約束だ。
●むこう向きのおっとせい その88
9日10日、梅雨も明けて、夏らしい日差しが照りつける中、実験学校が開催された。
今回のメイン実験はロケットの打ち上げ。
打ち上げるのは、モデルロケットという、
火薬エンジンを搭載した手作りロケットである。
当初子どもたちにも作らせようと考えていたが、物理的に難しいので
今回子どもたちには打ち上げのスイッチを押す係りになってもらった。
打ち上げには広い場所がいるので、
港のそばの町営のグランドをお借りすることにした。
打ち上げの朝。天気は良く青空が広がる。
子どもたちも我々もどこまで飛ぶのか、ワクワク感一杯である。
いよいよ第1号機の打ち上げ。
「5.4.3.2.1.発射!」
鋭い音を立ててロケットは一直線に大空に飛んでいく。
しばらくして上空でパラシュートが広がり、機体は見事にグランドに戻ってきた。
子どもたちは大興奮である。
次々とロケットは打ち上げられ、2機ほど風に流され、海に落ちてしまったが、
どのロケットも大成功である。
そしていよいよクライマックス。
大きめのエンジンを積んだロケットの打ち上げ。
カウントダウンの後、ロケットが発射された。
これはもう驚きだった。
ロケットはものすごい勢いで、上空に舞い上がり、
なんと我々の視界から消えたのだ。
さっきまでのロケットは、その姿を追うことができたのだが、
今度は完全に機体は見えなくなった。
打ち上げから数分。
どこに行ってしまったのだろう、
知らないうちにどこか遠くへ行ってしまったのか、
もう落ちてしまったのか、探しに行こうかと
とみんなが動き出そうとしたその時、
はるか上空に、赤いパラシュートが見えた。
「あった!」の声にみんなが空を見る。
青い空を背景に、実にゆっくりとパラシュートが降りてくる。
なんとも素敵な光景で、
子どもたちも我々も、また見に来ておられた島の人たちも
大きな感動に包まれた。
ロケット実験は、予想を大きく超えて実によかった。
この実験を通して、子どもたちがまた科学への夢を膨らませてくれたら
最高だなと思いながら宿舎への帰路についた。
実験は楽しい。
ではまた。
ではまた。
例年より16日早い梅雨入り
それは50年ぶりらしかった
6月の初旬、長雨対策にレインシューズを探したが
来週入荷します~に、買いに行けないまま梅雨が明けた
何年ぶりだからどうなん?
過去の統計から分析するのも大事だけど
未曾有の出来事を想定してビビるより
出くわした時に何が出来るか
ソッチの方が大事な気がする
今朝の番組で思わずメモった松下幸之助の思想
「困難は発展の契機、震災で家を失い、親兄弟を失い、絶望の淵で自ら命を絶つ人もいるだろけど
何もなかった所より、困難にあった所ほどのちのち発展している
志を失わなければ幸せが訪れる」
不景気で倉庫が在庫の山になった時、幹部社員が病気療養中の幸之助の枕元で
「このままでは会社が潰れる、社員を減らしましょう」との提言に
「社員は会社の活力、一人も辞めさせてはならん、給料はそのままで、労働時間は半分にし
生産を減らす。その代わりに土日は在庫の商品を売りに出てもらう」
倉庫の山積みの在庫品は2ヶ月でなくなったそうだ
「会社は、発展させて税金を沢山払って社会に貢献するためにある、世の中から貧乏人をなくすことが使命である」
私利私欲に囚われず、人を愛すればこそ、士気を高めることもできたのであろう
極貧から大企業を作り上げた松下幸之助が亡くなって23年
全社員から慕われていたという人の生き様、言葉は何年経っても色あせていない
ところで、先週の日曜日フラフープを買ったなんでって
2ヶ月前にバーゲンで買ったスカートが1回もはかないうちにはいらなくなった
原因は夜遅い夕飯で、食後すぐにねてしまうからとわかってる
けど、その至福の時間は外せない
運動するしかないやんか~と思いついた
ドンキで999円やった
娘が懐かしがって回そうとしたが出来ないのを見て
なんで~こうやろ~と言って見本を見せるはずが
3回も回らずに落ちた
そんなはずない、と焦った
数年前、体操の大会で腰だけでなく、足首で回したり出来たのに
なんでや~
フラフープが軽すぎるのか?
直径が大きすぎるのか?
ネットで見たら何千円とか書いてるし、安もんやからかなぁ…
と、フラフープのせいにした
次の日、GYMの先生にその話をしたら、上等ですね、5本2400円とかで売ってますよ~、いや、やらないんで回し方は分かりませんね~、と言われた
せっかく買ったんやし、落としては拾い、落としては拾い10分位ガンバル
これでも汗はかくからまあいいのかなぁ~
それは50年ぶりらしかった
6月の初旬、長雨対策にレインシューズを探したが
来週入荷します~に、買いに行けないまま梅雨が明けた
何年ぶりだからどうなん?
過去の統計から分析するのも大事だけど
未曾有の出来事を想定してビビるより
出くわした時に何が出来るか
ソッチの方が大事な気がする
今朝の番組で思わずメモった松下幸之助の思想
「困難は発展の契機、震災で家を失い、親兄弟を失い、絶望の淵で自ら命を絶つ人もいるだろけど
何もなかった所より、困難にあった所ほどのちのち発展している
志を失わなければ幸せが訪れる」
不景気で倉庫が在庫の山になった時、幹部社員が病気療養中の幸之助の枕元で
「このままでは会社が潰れる、社員を減らしましょう」との提言に
「社員は会社の活力、一人も辞めさせてはならん、給料はそのままで、労働時間は半分にし
生産を減らす。その代わりに土日は在庫の商品を売りに出てもらう」
倉庫の山積みの在庫品は2ヶ月でなくなったそうだ
「会社は、発展させて税金を沢山払って社会に貢献するためにある、世の中から貧乏人をなくすことが使命である」
私利私欲に囚われず、人を愛すればこそ、士気を高めることもできたのであろう
極貧から大企業を作り上げた松下幸之助が亡くなって23年
全社員から慕われていたという人の生き様、言葉は何年経っても色あせていない
ところで、先週の日曜日フラフープを買ったなんでって
2ヶ月前にバーゲンで買ったスカートが1回もはかないうちにはいらなくなった
原因は夜遅い夕飯で、食後すぐにねてしまうからとわかってる
けど、その至福の時間は外せない
運動するしかないやんか~と思いついた
ドンキで999円やった
娘が懐かしがって回そうとしたが出来ないのを見て
なんで~こうやろ~と言って見本を見せるはずが
3回も回らずに落ちた
そんなはずない、と焦った
数年前、体操の大会で腰だけでなく、足首で回したり出来たのに
なんでや~
フラフープが軽すぎるのか?
直径が大きすぎるのか?
ネットで見たら何千円とか書いてるし、安もんやからかなぁ…
と、フラフープのせいにした
次の日、GYMの先生にその話をしたら、上等ですね、5本2400円とかで売ってますよ~、いや、やらないんで回し方は分かりませんね~、と言われた
せっかく買ったんやし、落としては拾い、落としては拾い10分位ガンバル
これでも汗はかくからまあいいのかなぁ~