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2024/11/05 16:54 |
新しい定義
●むこう向きのおっとせい その75

新たな学期がスタートした。
 
中1の女の子が、
「教室に入ったら知らない子が多くて、息がつまりそうになる。」
「友達できるかな。」
と真顔で話している。
 
不安満開の顔を見ていると、彼女の気持ちに同調しながらも、
その初々しさがとても可愛く思えてくる。
 
もう遥か昔、自分にもそんな時があった。
 
急性腎臓炎で日赤病院に入院していた私が、
中学校に足を踏み入れたのは夏休み前の7月だった。
 
初めて教室に入ったときの緊張感は、今も鮮やかに覚えている。
 
 
時はあっという間に流れ去る。
 
    「人生は長いと、ずっと思っていた。
  間違っていた、おどろくほど短かった。
  きみは、そのことに気づいていたか?

    なせばなると、ずっと思っていた。
  間違っていた。なしとげたものなんかない。
  きみは、そのことに気づいていたか?

    「わかってくれるはずと、思っていた。
  間違っていた。誰も何もわかってくれない。
  きみは、そのことに気づいていたか?

    ほんとうは、新しい定義が必要だったのだ。
  生きること、楽しむこと、そして歳をとることの。
  きみは、そのことに気づいていたか?

    まっすぐに生きるべきだと、思っていた。
  間違っていた。ひとは曲がった木のように生きる。
  きみは、そのことに気づいていたか?

    サヨナラ、友ヨ、イツカ、向コウデ会オウ。

                『イツカ、向コウデ』長田弘
 
これを読んだ時、
「新しい定義」と言う言葉が異物を飲み込んだみたいに、心に留まった。
 
自分に「新しい定義」を考える時間は残っているのか、
考えが及ぶのか、非常に心もとないが、
これからの時間をどのようにとらえていくのか、
新しい視点をもらったように思った。
 
 
希望に溢れる新学期を迎える時に,
余りふさわしくない文になってしまったようだ。
 
ではまた。

 
s-PAP_0704.jpg









 (新高1が制服姿を見せに来ました。)
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2011/04/11 12:57 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ
眩しい社会人1年生
五年前、行きたい!と言い続けてた高校には内申が足りずに

全く選択肢には無かった高校を決めた

「お母さんも一緒に行ってあげて下さい」と学校の先生から言われ

駅から十数分かかるその高校に願書を出しに行った

二人とも無言で歩いた

普段は明るい娘が、何も喋らない

本意ではない学校に向かって歩いている娘
の心情察すると

降る雨が余計に切なくさせた

もし、入学が決まったら、娘はこの道をどんな気持ちで歩くんだろう?

なぜもっと必死で勉強するように仕向けられなかったのか?

娘ののんきは私に似たのか?

駄目もとで行きたかった高校を受けて、私学になってもその方が納得して通えるのではないか?

いやいや、この世に偶然は無いんだ

これは必然だ…とポジティブに考えよう


なかなか到着しない、長い長い道のりだったあの日のことは、今も鮮明に思い出す



そんな日が嘘のように

娘は入学式から3年間、学校が楽しくて仕方ないと思えるくらい

嬉々として通い、推薦をもらえる成績で、短大にも苦労なく入り

この春、めでたく保育士として保育園に就職が決まった




ピカピカの社会人1年生は

徹夜で入園式の準備をし

熱が38度を越えても、朝8時から出勤し、夜8時に帰宅するまで

全力投球している

3人の新米先生とも気があって、園で履くお揃いの靴下を買いに行ったり

初めての世界に気合が入ってるようだ



子どもって、知らない間に成長するんだなぁ…





私も見習って気合を入れなくては…

2011/04/11 06:15 | Comments(0) | TrackBack() | 塾女Hitopiは見た☆
桜と原子力
ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪


雲ひとつない青空。

麗らかな春の日差し。

まだ冷たさの残る風。

今里本部校へと向かう自転車がとても心地良い講習期間でした。


布施を超えて内環で出る手前にある足代公園。

たくさん植えられた桜の木々が日増しにピンクを増やしていく。

それを見ながら出勤するのが毎日の楽しみでした。


講習最終日にはほぼ満開の桜。

せっかくなのでお弁当を買って公園で食べることに。

そこには、小さな子どもを連れたお母さん、車椅子で楽しげに歌を口ずさむ老人、春休み最後の日を謳歌する小学生。

たくさんの人々が桜の元に集い、桜に負けじと笑顔を咲かせる。

そんな中で頂くお弁当は格別の味わい。


20110409_214445_0.jpg20110409_214448_1.jpg


数十年前か、それとももっともっと前なのかそれはわからない。

わからないけど、間違いなくこの桜の木々を植えてくれた人がいる。

何年、何十年と先にその桜によって喜ぶ人々を想像しながら植えてくれたんじゃないかな。

そのときにはまだ花も咲かせない小さな苗木を。



今、日本では原子力発電所が大きな問題となっている。

今回のような震災が起こったときの事故によるリスクや使用済み核燃料を処理するためのコスト。

たくさんの人達が原発に反対をしている。

僕もそのうちの一人だ。


でも。

「これから先、いずれ化石燃料がなくなる日がやってくる。そのときにも自分たちの子孫が不便なく暮らせるように。」

今からずっと前に原子力による発電を研究し、開発してきた人たちはそんな想いだったのかもしれない。

桜を植えた人々と同じように。



今の原発にはやっぱり賛成はできない。

ただ。



先人達が持ってくれたであろう未来を想う気持ち。
それはしっかりと受け取り、受け継いでいこう。





2011/04/09 21:56 | Comments(0) | TrackBack() | あっくん(池畑)の大きなヒトリゴト
応援する側
こんにちは
 
CY ( コンパクト ヨコヤマ )
 
 kouitikun.gif
 
 
 
 
 
です。
 
 
私は いつも応援される側として 大会に出ることが多かった
 
マラソン トライアスロン ウルトラマラソン
 それぞれを自分が走り
チームメイトが応援してくれた
 
最近は 妻や息子も応援してくれている
   私は幸せ者である
 


 
今年は
ゴールデンウィークに 学園の後輩が10kmレースに出場すると聞いた
 
    彼は 私よりも15以上年下 つまり「若い!」
      責任感があり ユーモアも満載である
        話していて面白いし こちらをわくわくさせてくれる
 
 
今回の大会は
 私の自宅から近い場所が 大会のコースなので
 
行って応援しようと 秘かに思っている
 
 
 練習するときは 一人でも 大会に出れば 多くの仲間がいる
 場所は違えども 同じ時刻にトレーニングしているかもしれない
   否 きっとそうである
 
      だから 大会で初めて会った人とでも こだわりなく普通に話せる
       なぜなら お互いに 練習の大切さを知って 大会に臨んでいるのだから 価値観が近いのだろう
  

 人は決してひとりではない
  見えなくても 仲間がいる 必ずいる
   だから頑張れる  なぜなら人はもともと強くはない生き物だから

  ひとの温かさを知ったとき 人は強くなれる

 
  では、また来週金曜日に・・・。

2011/04/08 00:03 | Comments(0) | TrackBack() | 『この道の果てまで・・・』横山のつぶやき
ものさし
森山’s Honey Bucket 74
 
人はそれぞれに、自分のものさしを持っている。
 
好きな食べ物 嫌いな食べ物
素敵だと感じるデザイン 受け入れ難い形
身を乗り出してしまう会話 聞こえぬ振りをしたくなる話題
素直に感謝したい人の善意 煩わしく感じる行為
 
日常の些細なできごとから、人生の分岐をどう進むべきか…の決断にいたるまで
 
概ね人は自分のものさしを基準に、ものを思い、判断もしている。
 
 
自分のものさしを自分のことだけに当てはめ活用している場合はいい、
しかし問題は、自分用のものさしを頼りに、他人に働きかけをするときだ。
 
 
自分の考えは正しい。
これならば受け入れられる。
きっと相手のためになる。
喜んでくれるに違いない。
 
自分のものさしに照らすと
「よし、これで行こう!」と納得できていたことが、
実際には相手にまったく通じなかった、ということがある。
 
この仕事をしていると
そんな挫折感に似た気持ちを味わうことが少なくない。
 
そもそも
自分と他人の価値観は同じではない。
当然といえばそれまでだ…
 
けれど、自分は先生と呼んでもらえる職業に就いているのだから、
いろいろな場面、いろいろな人たちに、適切な対応ができるよう
「柔軟で素敵なものさし」を持っていたいものである。

 

 

2011/04/07 23:52 | Comments(0) | TrackBack() | 森山's Honey Bucket

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