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2024/11/06 12:14 |
さすらいの…
森山’s Honey Bucket 69

774130fd.jpeg

 
 
 











 
 上本町校に通ってくれた人は誰もが目にしたことがあるだろうこの書。
46期生の中嶋君が小学校4年の国語の授業中にしたためたものだ。
 教室にあったゴミ箱を擬人化したものらしいが、かもし出す温かさと、どこか芸術性すら漂わせる筆使いゆえ、額縁に納められ、長く教室の壁に定位置を占めるようになった。指を折ればざっと14年間そこに居ることになる。以来教室のゴミ箱には名前が与えられることになった。
 
 中嶋君は小学2年生から中学3年生までの8年間を遠く阿倍野から通学してくれた。ニックネームはナカジ。小柄だがファイトと茶目っ気満点。ヤンチャなところもあるが、たいへん成績の優秀な子だった。中学高校とバスケットボール部に所属した彼について、「主力メンバーとしてまた副キャプテンとして、朝誰よりも早く体育館に来て、熱心に練習に励むヤツだ。」と仲間たちは言っていた。
 
 そんな彼が大学生になり、実験学校の付き添い役として、また教室で後輩たちの世話をしてくれる助手の先生として、再び学園に戻ってきてくれた。5年前のことだった。 
  
 今やスタッフ仲間である彼を褒めるのは、身内を自画自賛するようでいささか気恥ずかしくもあるのだが、とにかく素晴らしい先生だった。
 
 彼はいつも子どもたちの間近にあった。実験学校の小1・2生から高校入試前の中3生に至るまで、どの学年のどの子たちにも積極的に関わり、絶えず声をかけ、いっしょに汗をかいてきてくれた。友だちのようにしゃべるが、叱るべきときはピッチと叱ってくれた。
 
 授業後に交わす彼との会話では、「○○さん最近~なことで悩んでいるようです。」「□□君この頃~ができるようになったって喜んでいますね。」「△△君将来~になりたいって熱く語ってました。」「◎◎君には勉強中の集中力の無さが気になったので~な話をしておきました。」などなど、決まってふんだんに子どもたちの名前と情報そして子どもたちへの期待が盛り込まれていた。
 
 まさにヒゲ先生が言っておられた「一つ年上の兄であり姉であれ。」の言葉通りの先生だった気がする。
 
 助手のリーダーとしても後輩スタッフから厚い信頼を寄せられていた。
サップ君も・慶君も・小野っちもみんなナカジを慕い、いろいろな相談をしていたようだ。
 
 
 この春、彼は学園を卒業する。社会人として羽ばたくための二度目の卒業である。
 
 保育士さんとして、大勢の小さな子たちに囲まれる日々が待っている。
 
 「今から、楽しみで楽しみでしかたありません。」彼は目を輝かせてそう言っていた。
 
 「星くずの村」や上本町教室で彼の顔を見られなくなるのは寂しい。
 
 しかし、ナカジ先生は「天職」を得られたのだ。

 頑張ってね!ナカジ。

 いつまでも素敵な先生でいてください。

 そして、いままでありがとう。  たまに顔出してや!
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2011/03/03 00:10 | Comments(0) | TrackBack() | 森山's Honey Bucket
2011年度星くずの村実験学校スタート
P1236742.jpg












3月19日、20日で、2011年度第1回
星くずの村実験学校が実施されます。

写真は、2010年度最終回の1月実験学校で、
生徒の皆さんと見た日の出直前のワンシーンです。

星くずの村から歩いて、
10分ほどのこの場所で毎年観察しているのですが、
毎回まったく表情が異なります。

今回のが一番すばらしかった!と大感動しても、次、観察したときは、
前回よりもっともっと美しいと感じてしまう不思議な魅力があります。


P1236877_12mizo.JPG













今年も、新しい仲間との出会いや、感動を瞬間を
楽しみにしています。
学園在校生の方も、本科合宿(こちらは小5以上)とあわせて、
是非参加してください。

http://hosikuzunomura.blog9.fc2.com/

の更新の方もあわせてチェックしてみてください。


2011/03/01 16:35 | Comments(0) | TrackBack() | 【学園 fotologue】 posby:溝端
カントリーロード
●むこう向きのおっとせい その69
今日で2月も終わり。

明日から3月。
また別れと出会いの季節を迎える。
 
学園では毎年、公立高校後期入試の発表が終わってから卒業式を行い、
長年お付き合いをしてきた子どもたちとの別れを惜しんでいる。
 
その中で職員によるバンド演奏の時間がある。
お世辞にも上手いとは言えないが、
下手なりに一生懸命演奏する姿を見せることが、
去りゆく子どもたちへのはなむけの言葉の一つになっているように思う。

かくいう私も1曲ではあるが、毎年歌わせてもらっている。
 
曲はジョンデンバーの「カントリーロード」
 
卒業式を始めたのが19期生の時。
その時に初めてこの曲を歌った。
 
以来うん十年。歌い続けている。
 
今この歌は中1の春の英語合宿や講習会で生徒に教えている。
子どもたちは初めて習う英語の唄を、顔を輝かせて歌う。
 
そんな可愛かった子どもたちのことを思い出しながら、
今はずいぶん生意気になった子どもたちの前で
今年もへたくそな歌を歌うつもりである。
 
 
歌には人の心を動かす不思議な力がある。
 
 
そして歌は時空を超える。
 
 
歌の力 よみがえるあの時
出会えた奇跡 同じ空の下
あなたの笑顔 ふと素直になれた
踏み出す勇気 何かが変わる
流れ落ちる涙 それでも私は
想いを伝える 大丈夫ひとりじゃない
歌の力 心の声のせて
あなたに届け 100年先も
                   「歌の力」
 
 
私の葬式のときには「カントリーロード」を流してもらおうか。
 
 
ではまた。
 
 
 
   《ジョンデンバー》
長い事歌ってきたのにジョンデンバーの歌っている姿を昨日初めてユーチューブで見た。
思い描いていたのとは違って、バンバン見たいだった(笑)
バンバン…おじさんでないと分からんなぁ。

2011/02/28 03:56 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ

こんにちは!

八戸ノ里校助手の八代純一です。

高校前期入試も終わり

もうすぐ発表ですね。

後期入試のみんなは

あともう少しがんばりましょう!!

 

 

みんな、がんばって勉強している中

僕は先週、サイパンに行ってきました!

サイパンは常夏の島なので、

一日目はもちろん海に行って

シュノーケルやパラセイリングなどの

マリンスポーツをしました。

真冬に海に入るって言うのは

なかなか楽しかったです!!

 

二日目はサイパンのジャングルを

マウンテンバイクで観光しました。

サイパンには崖がたくさんあって

凄まじくキレイな景色でした!!


a.JPG

でも、サイパン島は太平洋戦争の時に戦場になり

追い詰められた日本人が天皇陛下万歳と叫びながら

崖から身を投げたという事をガイドの人に聞きました。

バンザイクリフと言う名前の崖があり

そこではたくさんの日本人が飛び降りたそうです。

そこにはたくさんの慰霊碑がありました。


b.JPG

 

ガイドの人の話を聞く前に崖を見た時は

ただキレイな景色だと思っていましたが、

ガイドの人の話を聞いて

崖から飛び降りた人々の思いを考えながら

崖を見るとぐっとこみ上げてくるものがありました。

さらにジャングルを抜けると

日本軍の最後の司令部の後があり

大砲もそのまま残っていました。


c.JPG



実際に戦争の跡を見ると恐ろしく、

絶対に戦争はやらないほうがいいですね。

普段は戦争のことを真剣に考えることなんて

なかったのでとてもいい経験になりました。

ホントに平和な世の中に生まれて良かった。

 

 

生徒のみんなも機会があれば

色々なところに旅行に行ってみて下さい!!

いろいろ学べることがありますよ!!

 





2011/02/27 09:12 | Comments(0) | TrackBack() | 若い衆の声
世界一の知恵
 ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪
 
 
「世の中でもっとも偉大な知恵・知識とは何だろう?」
 
 
 
 
これはとある国の物語。
 

 
その国には大変なまけものの王様がいました。
 

 
けれども彼は王様なので、望んだものは全て手に入ります。
 

 
「美味しいご飯が食べたい。」「格好いい服が欲しい。」
 

 
そう言えば、すべて家来が王様のもとに持ってきてくれました。
 

 
でも、王様はどれだけ物を手にいれても全く幸せではありません。
 

 

 

 
ある日、王様は家来たちを集めてたずねます。
 

 
「人間が手に入れるモノの中で最高のモノは何だ?」
 

 
一人の家来が答えました。
 

 
「それは”知恵”でございます。王様。」
 

 
「ほう、”知恵”か。それはどうすれば手に入るのだ?」
 

 
「”知恵”は苦しみを経ることによって手に入るのです。」
 

 
なまけものの王様はさらにたずねます。
 

 
「”知恵”というのはどこで見つけることができるのだ!?」
 

 
「”知恵”は本の中にございます。」
 

 
そう家来が答えると王様は家来たちに次のように命じました。
 

 
「この国にある全ての本を買ってこい!俺は”知恵”を手に入れるのだ!」
 

 

 
間もなく、数千冊にものぼる本が王様のもとに届けられました。
 

 
そして家来が言います。
 

 
「この本の中にたくさんの”知恵”が詰まっています。さぁ、読んで下さい。」
 

 
しかし、そこはさすがなまけものの王様です。
 

 
「たしかに俺にはこの本を読むだけの時間は十分にある。だが、俺はそんなことをしたくない。お前がこれらの本を全て読み、そこにある”知恵”だけを俺に教えるんだ。」
 

 

 
数十年後。
 

 
命じられた家来は数千冊の本に書かれていた”知恵”を五冊の本にまとめることができました。
 

 
家来は早速その本をもち王様のもとに向かいます。
 

 
「王様!たいへんな時間がかかりましたが、世界中の全ての”知恵”がこの五冊の本にまとめられています。さぁ読んで下さい。」
 

 
しかし、王様の口からでた言葉は、
 

 
「多い!多すぎる!!」
 

 
で、全く読もうとしません。
 

 

 
それからさらに数年の年月を費やし、家来は一冊の本に”知恵”を要約しました。
 

 
さすがのなまけももの王様も一冊の本ならば読んでくれそうです。
 

 
そう思い、家来が王様に本を届けにいくと、予想外の言葉が王様から返ってきたのでした。
 

 
「まだ多すぎる。俺は一冊も本を読みたくはない。”知恵”を一文にまとめてこい。それなら読んでやる。」
 

 

 
さらに数年間の年月が流れました。
 

 
その家来は一枚の紙を持って王様のもとを訪れます。
 

 
そう、その紙には全世界の”知恵”の結晶である一文が書かれているのです。
 

 
家来が王様に紙を手渡すと、王様はゆっくりと紙を開きました。
 

 

 

 

そこに書かれていたのは…
 
 
 
 
 
長くなったのでまた来週。

2011/02/26 23:59 | Comments(0) | TrackBack() | あっくん(池畑)の大きなヒトリゴト

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