ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪
さて、先週のお話の続き。
家来が王様に紙を手渡すと、王様はゆっくりと紙を開きました。
そこに書かれていたのは…
「人は生まれ、生きて、そしてやがてこの世を去っていく。」
この一週間、「全世界の知恵の結晶」とはなんだろう?
と考えてくれた人もいたかと思います。
イメージ通りの内容でしたか?
実はこのお話、僕が担当している英語の授業で使った英文を日本語訳したものです。
「これは面白いなぁ。」と思ったので使わせていただきました。
少し補足すると、
「人は生まれ、生きて、そしてやがてこの世を去っていく。」
このことだけが、この世で唯一「絶対」として決まっていることであるということです。
言い換えると、このこと以外に「絶対」は存在しない。
これが世界一の知恵なんです。
僕たちが何か新しいことにチャレンジしようとするとき、決まってこんな人が現れます。
「やっても失敗するからやめといた方がいいよ。」
「どーせ無理だって。」
「そんなのやるだけ無駄だよ。」
そしてこのような事を言う人は大体が身近な人なんですね。
僕たちの事を心配してくれているから。
僕たちが変わってしまうのが恐いから。
さて、これらの言葉を言われたらどうしますか?
もうチャレンジすることをやめてしまいますか?
事実、やめてしまう人も少なくないんです。
だから思い出してください。
世界一の知恵を。
失敗する?
どーせ無理?
やっても無駄?
そんなこと誰が決めたんだろうね。
やってみないとわからないよね。
「人は生まれ、生きて、そしてやがてこの世を去っていく。」
それ以外は何も決まっていないんだから。
世の人は、我を何とも言わば言え、我がなすことは我のみぞ知る
(坂本龍馬)
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ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪
「世の中でもっとも偉大な知恵・知識とは何だろう?」
これはとある国の物語。
その国には大変なまけものの王様がいました。
けれども彼は王様なので、望んだものは全て手に入ります。
「美味しいご飯が食べたい。」「格好いい服が欲しい。」
そう言えば、すべて家来が王様のもとに持ってきてくれました。
でも、王様はどれだけ物を手にいれても全く幸せではありません。
ある日、王様は家来たちを集めてたずねます。
「人間が手に入れるモノの中で最高のモノは何だ?」
一人の家来が答えました。
「それは”知恵”でございます。王様。」
「ほう、”知恵”か。それはどうすれば手に入るのだ?」
「”知恵”は苦しみを経ることによって手に入るのです。」
なまけものの王様はさらにたずねます。
「”知恵”というのはどこで見つけることができるのだ!?」
「”知恵”は本の中にございます。」
そう家来が答えると王様は家来たちに次のように命じました。
「この国にある全ての本を買ってこい!俺は”知恵”を手に入れるのだ!」
間もなく、数千冊にものぼる本が王様のもとに届けられました。
そして家来が言います。
「この本の中にたくさんの”知恵”が詰まっています。さぁ、読んで下さい。」
しかし、そこはさすがなまけものの王様です。
「たしかに俺にはこの本を読むだけの時間は十分にある。だが、俺はそんなことをしたくない。お前がこれらの本を全て読み、そこにある”知恵”だけを俺に教えるんだ。」
数十年後。
命じられた家来は数千冊の本に書かれていた”知恵”を五冊の本にまとめることができました。
家来は早速その本をもち王様のもとに向かいます。
「王様!たいへんな時間がかかりましたが、世界中の全ての”知恵”がこの五冊の本にまとめられています。さぁ読んで下さい。」
しかし、王様の口からでた言葉は、
「多い!多すぎる!!」
で、全く読もうとしません。
それからさらに数年の年月を費やし、家来は一冊の本に”知恵”を要約しました。
さすがのなまけももの王様も一冊の本ならば読んでくれそうです。
そう思い、家来が王様に本を届けにいくと、予想外の言葉が王様から返ってきたのでした。
「まだ多すぎる。俺は一冊も本を読みたくはない。”知恵”を一文にまとめてこい。それなら読んでやる。」
さらに数年間の年月が流れました。
その家来は一枚の紙を持って王様のもとを訪れます。
そう、その紙には全世界の”知恵”の結晶である一文が書かれているのです。
家来が王様に紙を手渡すと、王様はゆっくりと紙を開きました。
そこに書かれていたのは…
長くなったのでまた来週。
ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
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厳しい寒さの中にも、ふと春が近づいてきていることを感じられる、そんな日に出会える季節になってきました。
毎年この時期になると決まって頭の中を流れる曲があります。
そうなったのは今から7年前。
藤原学園 第48期生の卒業祝賀会。
第48期生と共に僕にとっての大切な仲間達が2度目の卒業をする年でした。
時は少しさかのぼり、
学園で僕が助手として働き始めた年、一緒に助手になったメンバー4人で『4M』というチームを結成しました。
"the Members of Making Memorial Movies"
の頭文字をとって『4M』。
卒業祝賀会で上映される映画を作製することを目的としてできたチームです。
映像編集なんてそれまで全くしたことのない4人だったけれど、
「きっとこれまでにない面白い映画が作れる!」
という根拠のない自信だけがありました。
それぞれの大学が春休みに入ってから活動が始まります。
「あーでもない。こーでもない。」と試行錯誤の連続。
4人ともお酒が好きなメンバーだったので、ミーティングと称してはしょっちゅう飲みに行く。
展開の仕方1つ、曲1曲決めるにも意見がぶつかり合って製作が停滞することもしばしば。
もめては話しあって、飲みに行って。
そんなこんなで荒削りではあるけれど、4人全員が納得出来る僕たちのデビュー作品"終わりなき旅"が完成。
祝賀会当日、僕らの作った映画が上映され卒業生達から「おぉ~!」と声が上がった瞬間、4人共ガッツポーズ。
それから毎年『4M』は卒業記念映画製作を担当させて頂き、計4作品を生み出しました。
2作目…"Thank you" 3作目…"WILL"
そして・・・
毎年恒例のように、その年の映画のテーマ曲のタイトルがそのまま映画の、そして祝賀会のタイトルになっています。
このテーマ曲を決めるのにも毎年随分と意見を出し合い、長い時間をかけて話しあって決めていました。
それぞれに想いがあるから。
しかし『4M』のメンバーのうち2人が学園を卒業することが決まっていた4年目。
つまり『4M』(当時は5Mになっていました)として最後の作品を作る年。
映画のタイトルを決めるのに一切の話し合いはありませんでした。
メンバー全員が大好きで、「最後の作品のタイトルはこれになる」と暗黙的に全員が思っていたからです。
それが4作目、
"Tomorrow never knows"
今年もあとひと月ちょっとで第55期生の卒業祝賀会ですね。
『4M』のキモチは今の若手の先生方に引きつがれ、連日作業をして今年の映画を作ってくれています。
3月25日、大いに楽しみにしていてください。
再び僕らは出会うだろう
この長い旅路のどこかで
Mr.Children "Tomorrow never knows"
ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
本日も僕のヒトリゴトにお付き合い下さい♪
寒さも和らいできたか…と思っていたのもつかの間。
またぐっと冷え込んできましたね。
例年、試験の日周辺は何故かとっても寒くなります。
これも受験生に与えられる試練なんでしょうかね。
そして、皆さんご存知のとおり、先日ついに雪がつもりましたね!
いくつになっても、起きて目の前に広がる景色が銀世界だと意味もなく気持ちが高揚するものです。
僕と同じような人も多いのではないですか?
一方で、そんな雪化粧の街を見て憂鬱な気分になってしまう人もいるでしょう。
寒いのが苦手だったり、靴が汚れるのが嫌だったり。
大阪なんてめったに雪が積もるなんてないことですから、比較的喜ぶ人は多そうです。
が、北陸や東北の雪国に住む人々からすればなんてことない日常で、むしろ、
「また雪かきか。。。」
と憂鬱な気持ちになってしまう人も少なくないのかもしれません。
「雪が積もる」
という出来事は一つでも、それに対して「嬉しい」と思う人もいれば「嫌だ」という人もいる。
起こる感情は無数にあるということです。
起こった出来事をどのようにとらえるかによって引き起こされる感情はそれぞれ異なってきます。
このことを心理療法家のアルバート・エリス博士は『ABC理論』と名づけました。
つまり、
Affairs(出来事)がConsequence(結果・感情)を決めるのではなく、その間にあるBelief(信念・固定観念)が決めるのだと。
Affairs⇛Belief⇛Consequence
なので『ABC理論』です。
望んでなかった出来事、できれば避けたかった出来事も残念ながら日々の中では起こりえます。
そんなときには、ちょっと立ち止まって深呼吸。
Beliefを、とらえ方を書き換えてみましょう。
きっと「悲しみ」や「怒り」以外の感情に出会うことができると思いますよ。
感情や行動の障害を引き起こす原因のほとんどは、出来事ではなく、非合理的な信条である。
(アルバート・エリス)
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寒さも和らいできたか…と思っていたのもつかの間。
またぐっと冷え込んできましたね。
例年、試験の日周辺は何故かとっても寒くなります。
これも受験生に与えられる試練なんでしょうかね。
そして、皆さんご存知のとおり、先日ついに雪がつもりましたね!
いくつになっても、起きて目の前に広がる景色が銀世界だと意味もなく気持ちが高揚するものです。
僕と同じような人も多いのではないですか?
一方で、そんな雪化粧の街を見て憂鬱な気分になってしまう人もいるでしょう。
寒いのが苦手だったり、靴が汚れるのが嫌だったり。
大阪なんてめったに雪が積もるなんてないことですから、比較的喜ぶ人は多そうです。
が、北陸や東北の雪国に住む人々からすればなんてことない日常で、むしろ、
「また雪かきか。。。」
と憂鬱な気持ちになってしまう人も少なくないのかもしれません。
「雪が積もる」
という出来事は一つでも、それに対して「嬉しい」と思う人もいれば「嫌だ」という人もいる。
起こる感情は無数にあるということです。
起こった出来事をどのようにとらえるかによって引き起こされる感情はそれぞれ異なってきます。
このことを心理療法家のアルバート・エリス博士は『ABC理論』と名づけました。
つまり、
Affairs(出来事)がConsequence(結果・感情)を決めるのではなく、その間にあるBelief(信念・固定観念)が決めるのだと。
Affairs⇛Belief⇛Consequence
なので『ABC理論』です。
望んでなかった出来事、できれば避けたかった出来事も残念ながら日々の中では起こりえます。
そんなときには、ちょっと立ち止まって深呼吸。
Beliefを、とらえ方を書き換えてみましょう。
きっと「悲しみ」や「怒り」以外の感情に出会うことができると思いますよ。
感情や行動の障害を引き起こす原因のほとんどは、出来事ではなく、非合理的な信条である。
(アルバート・エリス)
ワクワクの土曜日担当、池畑ことあっくんです☆
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暦の上では冬は過ぎ去り春がやって来ました。
とはいえまだ今日も寒いですが。
そんな中でも「少しづつ春が近付いているのかな?」と思えるような暖かい日差しを感じることのできる日も増えてきましたね。
春と言えば受験生である中学3年生にとっての「春」の到来も目前に迫ってきました。
各々の目標にむけて日々取り組む姿に、逆に「顔晴ろう!」と勇気をもらう今日この頃です。
早いものでもう来週には私立入試。
私立専願の人は来週の今頃、一足早く「春」を迎えていると信じています。
これまでは入試勉強が最優先になっていたと思うので、「終わったら~しよう!」と思っている人も多いのではないですか?
友達と遊びにいくことであったり、
本を読むことであったり、
ゲームをすることであったり。
きっとその日が来ることをエネルギーのひとつにしてやってきた人も少なくないでしょう。
ですから、どーぞ!
受験が終われば我慢していたやりたいことを思いっきりやってください!
いっぱい、いっぱい楽しんでください!
でもね。
受験の終わり=勉強の終わり
ではないってことも覚えていてくださいね。
「キラっと輝いた人になるように自分を磨いていこう!」
「今まで出会ってきた、またはこれから出会う誰かの役に立ちたい!」
そんなふうに思っている人のための最良の道具、それが「勉強」です。
ただ試験に合格するためだけに、こんなに素敵な道具を使うのはもったいない。
受験が終わったあともこの道具を使い続けていれば、
もっとピカピカに磨かれた自分で高校生のスタートをきれるんじゃないかな?
受験が終わったあともこの道具を誰よりも使っている姿をこれから受験を迎える仲間に見せてあげたら、
大きな刺激と勇気を与えれる存在になれるんじゃないかな?
そういうのって…カッコいいですよね。
明日死ぬと思って生きなさい
永遠に生きると思って学びなさい
マハトマ・ガンジー(宗教家・政治指導者)