●1Q84
村上春樹の「1Q84」がものすごい勢いで売れているようです。
かくゆう私も何軒か本屋さんをまわったのですが、どこも売り切れの為、今日書店に予約を入れました。
「1Q84」の1・2巻読んだのですが、話の展開が面白く、あっという間に読破しました。
といっても大半がトイレの中ですが。トイレは私の読書ルームになっております。
ちゃんと本棚も完備しております。
「海辺のカフカ」は全てトイレで読んじゃいました。
村上春樹の作品に出会った最初は「ノルウェーの森」でした。
その時の自分にはあまりしっくり来ず、その後村上春樹の作品に触れることなく年月が流れました。
同じ村上でも「村上龍」の方をよく読んでいました。
そして数年前再び村上春樹の作品に出会い、それからは結構よく読むようになりました。
もっと前から読んでおけば自分の考え方も多少は違っていたかなと思いながら。
読書はいいですね。
本を読むようになったのは6年生の時です。ちょっと遅いです。
急性腎臓炎で入院している最中に、模型作りに飽きた私のタイミングを見計らって、ヒゲ先生が本を持ってきたのです。
何の本かというとタイトルは「日本むかし話」。
最初こんなもの読むかとほっていたのですが、あまりの退屈さゆえ、まあちょっと読んでみるかと思って読み始めたら、その面白さに止まらなくなってしまったのです。
確か全5巻はあったと思います。いっきに読み終えました。そしたらまたタイミングよくヒゲ先生が今度は「ギリシャ神話」を持ってきたのです。これも夢中になって読みました。
どうも本を読まそうというヒゲ先生の術中にはまったような気もしますが。
病院のベッドの中でわくわくしながら読んだその時の体験が、自分の読書の原点になっています。
「1Q84」来週の月曜日には手に入りそうです。
またトイレに閉じこもってわくわくしながら読破したいと思います。
ではまた。
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●ピアノの発表会
先日、保護者の方が主宰されているピアノ教室の発表会を見に行きました。
普段接している生徒の演奏を楽しみにして行くのですが、見知らぬ子どもたちの演奏にも心を奪われます。
私は音楽的センスがあまりないので、演奏がうまいとか下手とかというのは、よく分かりません。
では何に心惹かれるのかというと、それは
では何に心惹かれるのかというと、それは
演奏する子どもたちの真剣な様子に、なのです。
小さい子は幼稚園、大きい生徒さんで高2。
それぞれが練習してきた楽曲を懸命に演奏します。本番ですのでやり直しはききません。
たった1回の演奏に今までの努力を凝縮するのです。
たった1回の演奏に今までの努力を凝縮するのです。
そして何より大勢の人の前で、誰の手助けも受けられず、たった一人で鍵盤に向かい、最後までやりぬく。
その姿が健気でかっこいいんですね。
その姿が健気でかっこいいんですね。
指導されたお母さんのパンフレットには
「発表の日、子どもたちはどれだけ慣れていても少し緊張しています。その中で今日の精一杯を見せようとしてくれています。その気持ちに接することができ幸せに感じます。
約3カ月の間目標を持って練習してきました子どもたちの精一杯の演奏をどうぞお楽しみください。」
と書いてあります。
と書いてあります。
『今日の精一杯を見せる』 素敵な言葉です。
そしてその姿を見ることに幸せを感じる指導者がいるというのがとてもいいですね。
そしてその姿を見ることに幸せを感じる指導者がいるというのがとてもいいですね。
演奏会を乗り越えた生徒さんたちは、きっと自信もつき、大きく成長するだろうという思いを強くしました。
来年もぜひ見に行きたいものです。
(ピアノ習ってみようか)
ではまた。
●同窓会
3月30日、4月4日と連続して同窓会があった。
どちらも卒業生から招待された。
3月30日は実験学校出身の18歳の若者たちの同窓会。
3年から5年ぶりに懐かしい顔が集まった。
2ヶ月に1度の小豆島での1泊2日の合宿。
住んでいる所も学校も違うので、彼ら同士も頻繁に会っていたわけではないのだが、
寝食を共にする中で、結びつきも強くなるのか、今でも仲良くお付き合いが続いていることが素敵だなと思う。
懐かしい話でひとしきり盛り上がった後、せっかく集まったのだから何かしようということになり、材料がすぐにそろうカルメ焼きをすることになった。
高校では実験することがほとんどなかったらしく、久々の実験にみんなテンション高く、喜んで取り組んでいた。幼い時と同じくみんな生き生きとした顔をしている。
高校では実験することがほとんどなかったらしく、久々の実験にみんなテンション高く、喜んで取り組んでいた。幼い時と同じくみんな生き生きとした顔をしている。
今度は小豆島で会おうということを約して、楽しい会はお開きに。
そして昨日は学園49期生の20歳の若者たちの同窓会。
40名ばかりの会となったが、久しぶりに見る顔に、懐かしさがこみ上げる。
みんな随分とたくましくなっている。
6時前に始まった会は、12時近くまで続いた。話の種はつきない。
よかったのは中3の卒業式のときに作成された、卒業記念映画の再上映。
あの卒業式の時にもみんなの成長振りに感動し涙したものだが、5年の歳月を経て見た映画は、みんなの変化がより大きい事もあり、また新たな感動があった。


人は変化していく、そしてすべてのものは移り変わっていく。しかしながらこの学園での共通の体験は色あせることはないだろう。
人は変化していく、そしてすべてのものは移り変わっていく。しかしながらこの学園での共通の体験は色あせることはないだろう。
今度またいつ会えるのかは分からないが、みんなの心の中に学園が存在している、そして自分の心の中に彼らがいるということを改めて思えたことで、また頑張ろうという気持ちを強く持てた。
みんなありがとう!元気で頑張れよ!また会おう!
● 春期合宿
小5から中3そして卒業記念旅行の子どもたちを連れての春期合宿が本日終了。
在学生
小56本科生はパズルを中心とした考える算数。
小56特錬生は「割合」の単元を集中学習。
中1から中3までは英語の徹底演習。
家にいては到底考えられないほどの勉強量だが、多くの先生の励ましや,
共にがんばる友達の存在もあり、懸命に課題に取り組んだ。
共にがんばる友達の存在もあり、懸命に課題に取り組んだ。
学習の合間には、「二十四の瞳」を映画化した時のロケ地跡である映画村を見学する。
片道5キロの道のりを、素敵な海の風景を眺めながら歩く。
片道5キロの道のりを、素敵な海の風景を眺めながら歩く。
卒業旅行生
自分たちで計画を立てて、自由に行動する。
受験を乗り越えた後の解放感に満ち溢れている。
四国に渡ってうどんを食べたり、一日中、星くずの村の運動場でサッカーや野球をしたり、
港に行って釣りをしたりと、自分たちのやりたいことに挑戦する。
この合宿が終われば新たな生活が待っている。
「星くずの村」に来ることは当分ない。そんな思いも働くのだろう、
若い助手の先生たちの手助けを受け、寝る時間も惜しんでやりたいことをこなしていく。
港に行って釣りをしたりと、自分たちのやりたいことに挑戦する。
この合宿が終われば新たな生活が待っている。
「星くずの村」に来ることは当分ない。そんな思いも働くのだろう、
若い助手の先生たちの手助けを受け、寝る時間も惜しんでやりたいことをこなしていく。
子どもたちはさまざまな体験を通して、大いなる刺激を受け成長する。
「星くずの村」での体験には、短期間のうちに子どもたちを大きく変えていく要素が一杯詰まっている。
次は夏合宿。どのような体験を子どもたちにさせていくか。こちらもわくわくしながら考えたいと思う。
今日はちょっとお疲れです。早く寝るとしよう。
今日はちょっとお疲れです。早く寝るとしよう。
ではまた。
●実験学校
この土日、平成22年度の第1回目の実験学校があった。
第1回目にふさわしいさわやかなスタートと行きたいところだったが、
発達した低気圧の通過、そして大交通渋滞と何とも大荒れのスタートとなった。
しかしながら子どもたちは悪天気や交通渋滞なんかなんのその、
村に着けばいつものごとく大変元気に実験に取り組んだ。
村に着けばいつものごとく大変元気に実験に取り組んだ。
朝は強風のため、残念ながら釣りは中止。楽しみにしていた子どもたちもがっかり。
空が黄色かった。
黄砂がこの強風で例年に以上に降り注いだとのこと。
黄砂がこの強風で例年に以上に降り注いだとのこと。
黄砂は中国大陸の方から飛んでくるのだが、最近は自然現象というだけではなく
森林減少、砂漠化と人為的な環境問題でもあるらしい。
どうも地球が疲れているように思える。
さて今回ほど行き帰りにハプニング続出の合宿はかってなかった。
行きは渋滞で日生から姫路に進路変更。帰りはいつものフェリーで帰れるはずが、バス会社のミスでまたまた進路変更。なんと新幹線まで使っての帰阪となった。
ミスしたバス会社の担当の人も責任を感じられて、岡山まで帯同された。
フェリーの中でどのように対処するかを何度も話し合い。
子どもたちにこれ以上の負担はかけられない、到着時刻はできうる限り予定時間に近づけたいとの我々の要望に対して、本当に真摯に対応頂いた。
そのお蔭で無事予定通りに到着。大変な旅路ではあったが、今までにない体験もできて結果としては良かったかと思う。
ミスは誰にでもある。その時どのように対応するかで相手の印象は変わる。
事が起こった時、大事なのは「熱意」と「誠意」だということ改めて感じた今回の合宿だった。
なんかどこかのコマーシャルみたいになってしまった。
ではまた。