16日17日と桐蔭中学の理科実験合宿があった。
化石コハク磨き・花火作り・LEDを使った光の実験
子どもたちの反応はすこぶる素晴らしかった。
緊張で言葉が何度か出てこなかった。
集合の時は雨。その後の予報も雨。
なんてことだ。せっかくの自然体験が出来ないではないかと、
空にブツブツ言ってたら、なんと奇跡的に雨が上がった。
今回特別回のテーマは「解剖」「ほたる祭り」「釣り」
まずは解剖
フナ・カエル・釣った魚・イカの解剖に挑戦。
イカは地元の漁師さんから生きたイカを直前に入手でき、
心臓が3つあることを子どもたちは目にすることができた。
解剖することで、子どもたちは生物への、また命への関心を深めたことだろう。
観察終了後の感謝の気持ちを込めた黙祷では、みんな真剣に祈っていた。
ホタル祭りも開催が危ぶまれたが、これも無事開催された。
温泉につかり、屋台の食べ物で夕食。舞台では歌や踊りが披露されている。
なんともいい雰囲気。
8時にライトが落とされ、いよいよホタルの観察。
あちこちでホタルの美しい輝きが見える。
飛びながら光るホタルはひと際綺麗だった。
成虫のホタルの寿命は非常に短い。
ほぼすべての生物は、一生の間に約20億回の鼓動を打ち、
それを、生物毎の脈拍数で割れば、大まかな寿命が計算できるらしい。
そうだとすると、ホタルやセミの心拍数は半端無く多い事になるなぁ。
なんて事を思いながら川べりを飛ぶホタルを眺めた。
一人の子は英語がペラペラでインタビュアーに「Good English!」と言われていた。
最もその部分しか自分には理解できなかったのだが・・・
朝は釣り。
今回はいつもと場所を代えたら、爆釣だった。
過去最高の釣果で、子どもたちも大喜びだった。
行く前は雨でどうなることかと思ったが、いつも以上に素晴らしい充実した実験学校となった。
次回はロケットを飛ばすことになっている。
また子どもたちの喜ぶ顔を見られるのが楽しみである。
ではまた。
早くも梅雨入りするわ、台風が2つも接近するわで、
いつもの爽やかさを味わうまもなく、5月が終わろうとしている。
5月に本州付近へ接近する台風は10年に1個程度。
今日のニュースを見ていたら、強風で男の人がとばされていた。
●むこう向きのおっとせい その81
5月に入ってから卒業生がちょくちょく顔をだしてくれる。
普通の受験勉強ではなく厳しい毎日です。
上京したらもう会えないだろうから、ふるさとの見納めと
お世話になったお礼を言いに行きたい」というメールをくれたNちゃん。
なんだかよく分からんなと思っていたら、先日久しぶりに顔を出してくれた。
進学校に通っている彼女が、そんな選択をするとは思いもしなかったので大変に驚いた。
御両親の反対も押し切っての進路選択だったようだ。
退路を断って自分の夢に向かって行くという彼女の熱意に、
そんな思いは話をしていくうちになくなっていった。
「先生ちょっと聞いて欲しい事があるんやけど。」と切り出した。
将来は海外で結婚式を挙げる人たちの世話をするのが夢だという。
そのためには1年間オーストラリアに留学しなくてはならない。
そこで留学するべきかどうか、私の意見を聞きに来たのだ。
1年間自分の身近な人たちと離れ、見ず知らずの人たちの中に入って、
果たして自分はやっていけるのか。
残していく人の事も気になるなど、不安な要素が一杯のようだった。
「先生どうしよう」と言いつつ、気持ちは半ば決まっているように思われた。
誰かに背中を押して欲しかったのだろうと思う。
君なら何とかいろんな困難は乗り切って行けると思うよ。」と答えた。
さらば恋人よ 懐かしい歌よ友よ
今 青春の河を越え
青年は 青年は 荒野をめざす
もうすぐ夜明けだ 出発の時が来た
さらば故郷(フルサト) 想い出の山よ川よ
今 朝焼けの丘を越え
青年は 青年は 荒野をめざす
今日はヒゲ先生の誕生日でした。