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2025/04/21 02:52 |
初めてイカを釣った!
向こうむきのおっとせい 祝50回
 
この連休、学園のスタッフと小豆島に釣りに行った。
 
今回のターゲットは、イカと太刀魚。
 
イカ釣りは何度かトライしてみたが、まだその姿は見た事がない。
イカ釣りのシーズンに入った事でもあるし、今度こそ釣れるだろうと、
ヤル気及び期待度は満点だった。
 
 
着いてすぐに準備を始め、3時半に釣り開始。
 
エギを投げては巻き、巻いては投げを繰り返す。
シャクリ方は見よう見まねで、こんなんでいいのかと思いながら釣る。
 
 
まぁ、そう簡単には釣れんだろうと思っていたが、
投げること数十分、その瞬間はやってきた。
 
突然竿が異様に重くなり、引き上げようとすると、リールが逆回転する。これは何だ。
根がかりかとも思ったが、リールを弛めることなく巻き続けた。
そうすると、糸の先に大きいイカがついているではないか。
ついに念願のその姿を見る事が出来た。
 
イカは水面から上がると墨を多量に吐く。
あまりに重いのでタモを持ってきてもらうかどうか考えているうちに、
イカの体がまた水につかる。するとまた墨を吐く。
何とか堤防の上に載せたが、そこでもまた墨を吐いた。
あの体のどこにあんな大量の墨が入っているのだろう。
 
その後太刀魚釣りはさっぱりだったが、念願のイカを釣った事で大満足だった。
 
釣ったイカは捌いて、刺身にしてみんなで食べた。非常においしかった。
 
 
二日間、釣り三昧の時間を過ごした。
青空に浮かぶ白い雲、夕焼けに黄金色に光る雲、日が暮れた後の美しい星空。
刻々と移り変わる素晴らしい景色を見ながらの釣りの時間は最高だった。
 
好きな事に夢中になることで、たっぷりとエネルギーを蓄えた。
また明日からの難題一杯の毎日に、前向きに取り組んでいくとしよう。


ではまた。
 
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2010/10/12 00:52 | Comments(2) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ
雲を見る
●むこう向きのおっとせい その49


早くに寝たわけではないのに、
昨日はなぜか朝早くに目覚めてしまった。
 
テニスがあるとか、釣りに行くとか好きな事をする時には、
前日どんなに遅くなっても、すっきり目覚めるのだが、
昨日は日曜日ではあったが仕事だった。
 
にもかかわらず、早くに目覚めた。
 
自分でもよく分からないが、どうも仕事が楽しみだったようだ。
 
 
しばらくぼうとしたあと、窓から外を見ると東の空が朝焼けに包まれ、
雲が何とも言えない色合いで、とても美しかった。
 
 
「やるべき事」をこなす事に、気持ちも時間も一杯になって、余裕のない事が多々ある。
 
自分がそんな状況だなと思った時には、最近意識的に雲を見るようにしている。
 
雲は当然の事ながら一つとして同じものはないし、刻々とその姿を変えていく。
 
そんな雲をひと時眺めていると、何か我に返る気がするのだ。
 
時間がもっとゆっくりと流れ、風はもっと穏やかで、音楽が心を揺さぶった。
昔は当たり前だった感覚が蘇る気がするのだ。
 
 
自分は誰で、どこへ行こうとしているのか、
雲を眺めることで、時に確かめていきたいと思う。
 
ではまた。

2010/10/04 12:07 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ
テスト対策
●むこう向きのおっとせい その48
 
昨日、八戸ノ里教室中3生の「テスト対策勉強会」を実施した。
 
吹く風が爽やかな日曜日、教室にこもっているのがもったいないような天気だったが、
受験を控えた中3生は、そんなことも言っておられずに勉強。
 
学校での定期テストの回数もあと3回。
公立受験希望者にとっては、内申を上げるチャンスは残り少ない。
何としても点数のアップを図らないと、彼らの希望は叶わない。
 
 
ある生徒が「理科はいやだ。出来ない。」とぶつぶつ言いながら勉強している。
「理科がいやだとは聞き捨てならん」と思い、その生徒に接近。
 
今回のテスト範囲である「細胞と遺伝」のところを勉強している。
しばし様子を見ていると、分からないところは答えを写して、済まそうとしている。
そこで横に座ってなぜその答えになるのか聞いてみる。
やはりうまく答えられない。
 
出来ない時の子どもの共通点は、覚えるべき基礎事項をちゃんと整理しないで、
問題に取り組んでしまう所にある。
 
まずは要点を簡単に説明してやってから、問題を解かすことにする。
初めは、「やっぱり難しい、覚えられない。」と嘆いているが、問題をこなしているうちに、
徐々に答えが合い始めてくる。
そうすると子どもの表情が変わって来る。
 
「先生、分かるようになってきた。」という言葉がしばらくして聞けるようになった。
学校から出されたプリント4枚はすべて仕上がった。
その間、もしかしたらこの子の苦手意識を変えられるチャンスかもしれないと思い、
この生徒に出来るだけつくようにした。
 
プリントを仕上げた後、「せっかくここまで分かったんやから、もうちょっとやる」と
今度は自分からワークに取り組む。
様子をちょくちょく窺うが、すらすらと手が動いている。
時折する質問の声にも、初めと違って明るさがある。
 
おそらく今日の勉強で、この生徒は少しは自信がついたことだろう。
 
子どもたちにいろんな場面を通して自信を与えること。
そして子どもたちを変化させること。
それが我々のやるべきことなのだ。
 
これからも子どもたち相手に悪戦苦闘するだろうが、非常にやりがいのある仕事であると改めて思う。
  
ではまた。

(存在感のある雲でした)

2010/09/27 03:13 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ
実験学校 9月特別会
●むこう向きのおっとせい その47
 
18日19日と実験学校特別会を実施した。
さしもの暑さもようやくおとなしくなり、吹く風が爽やかだった。
 
1日目は4つの火山の噴火実験
 
1つ目は石膏と重曹とPVA糊を使って、噴火の様子を見る実験。     
粘土で作った河口から、マグマが上がって来る様子が観察できる。
 
2つ目は火山の形態とマグマの粘り気の関連を見る実験。
マグマは生クリーム。実験後はみんなのお腹の中におさまった。
 
3つ目は硝酸カリウムを使って、土が燃える実験。
強力ガスバーナーで熱すると激しく炎が噴き出す。
 
4つ目は今回の火山実験のクライマックス。
重クロム酸アンモニウムを使っての、噴火の様子の観察。
3キロの粘土を使って作った火山の火口から、まるで本物の火山のように炎が噴き出し、火山灰が飛ぶ。
迫力満点である。
        

 
2日目は瀬戸内国際芸術祭の見学

瀬戸内国際芸術祭とは瀬戸内海の島を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭。
来場者は40万人を超えたらしい。 

我々は小豆島の会場を時間の許す範囲で見学。 
まずはパンフレットの表紙になっている「日本の棚田百選」に数えられる中山千枚田の見学からスタート。
棚田そのものが芸術作品になっている。
 
子どもたちは田圃のカエルや小川の魚に気を奪われながら、
のどかな田圃道に点在する芸術を鑑賞しながら歩く。
 
圧巻は約5千本の竹を編んで作られた、直径18メートル、高さ15メートルのドーム状の宮殿のような建造物『小豆島の家』。
外は夏の日差しで暑かったけれど、中に入ると大変爽やかで、
心地よい風が竹のすき間から吹いてくる。
誰もが思わず寝転びたくなる、とっても癒される素敵な空間だった。
 


 
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
 
今回も子どもたちともども、大変充実した時間を過ごす事が出来た。
 
次回の特別会も、子どもたちに感動を与えられるよう、しっかり企画を練りたいと思う。  
 
ではまた。


2010/09/20 21:59 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ
慣性の法則
●むこう向きのおっとせい その46

慣性の法則とは
物体に外部から力がはたらかないとき、または、はたらいていてもその合力が0であるとき、静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのまま等速度運動(等速直線運動)を続ける。
 
 
と中3理科で習う物理の法則である。
 
 
この慣性の法則を身をもって体験した事がある。

小学校の4年生ぐらいだった思うのだが、父親と単車で出かけた時の事である。

季節は初夏。

 後部座席に座っていた私は、心地よい風に吹かれ、
移りゆく景色を見ながら気分は爽快であった。
 
スピードがだんだん遅くなってきた時に、私は何気なく地面を見た。
すると地面はどんどん後ろに流れていく。
まるで地面のほうが走っているような錯覚にとらわれた。
 
それが面白くてしばらく眺めていた。
そしてスピードが随分遅くなったときに、
 
「飛び降りてみよう。」と突然思ったのだ。
 
飛び降りたら、すっくと立っていると自分ではイメージしていた。
 
そして飛んだ。
 
結果は悲惨だった。
 
慣性で前に向かっている私の体は、そのまま前のめりに、地面にたたきつけられたのである。
 
顔面および、膝は血だらけになった。
 
しかし子どもが飛び降りるなんて予想もしていない父親は、息子の惨状に気づかずそのまま走り続けた。
 
自分の予想が違っていたのと、血だらけのWショックの私は、走りゆく父親の単車の後を、泣きながら追いかけた。
 
それを見ていたトラックの運転手さんが父親を追いかけて、「お前の息子が落ちとる。」と教えてくれて、ようやく父親は息子の非常事態に気づいたのである。
 
 
なぜ飛んだのか、今でも謎だ。
 
 
そんな息子を見て笑っていた、若き日の父親との貴重な思い出である。
 
 
ではまた。

(昨日我が家から見た夕焼けです)

2010/09/13 11:19 | Comments(0) | TrackBack() | むこう向きのおっとせい・・・真也のブツブツ

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